いびき、治療のために探すこと

今から2000年も前のギリシヤでも、レスラーは大量の肉を食べていました。その間違った食事に対してHは「筋の肥大した大柄なレスラーよりも、比較的細型の競技者のほうがはるかに健康で、活動力も消化力も旺盛である」と述べています。
ギリシヤ時代は格闘技が盛んで、トレーナーは選手達に肉食を強制し「大食の巨漢」の養成に努めました。ところが選手達はドロドロ血液で疲労を重ねていました。Sは「選手達は生涯を寝て暮らし、しかも大変ひどい病気になる」と。
またPは「極度に人為化された誤った食養生から生ずる訓練は非常に危険である」と警告しています。
大哲学者のPやSが食事の大切さにまで言及していることに驚くわけです。
ところがほとんどの現代人は、教育者も医学者でさえも食事の大切さに気が付かないのですから情ない限りです。Hはこうも言っています。
「都市の生活は次第に贅沢になり、美食や過食、運動不足などのためにいろいろな慢性病が多くなってきた。今や運動は鍛練よりも保健上から要求され始め、養生法のシステムに組み込まれて、特に富裕市民層の注目を浴びるようになった」
と。
今も昔もまったく同じで、文明が進み、物が豊かになると人々は贅沢になり、肉食も増えて慢性病が増加するということです。この法則は一次、二次大戦でも証明されました。

産業革命後、ヨーロッパは少しずつ豊かになり、食生活も段々贅沢になってきて肉食も増えてきました。慢性病も増加。
ところが第一次世界大戦で心臓病や糖尿などの慢性病が激減するのです。物資の不足で飽食や美食ができなくなったからです。
家畜に与えていた雑穀類も人間様が食べなくてはなりません。当然肉食も減り、穀類、豆類、野菜中心の食事になるので慢性病も減るのです。
ところがまた生活が安定し、物が豊かになり始めると再び慢性病が増え、第二次世界大戦で同様に慢性病が減りました。贅沢になると肉食が増えて慢性病が増加するという法則には例外が無いようです。
今、沖縄の健康破壊が進んでいますが、これもやはり肉が大きな原因のひとつのようです。栄養士さんの話では四半世紀後には沖縄は長寿番付の最下位になるだろうというのです。
肥満者が全国平均より20〜30%も多く、心臓病や脳血管障害が激増、戦後ずっと上位だった男性の平均寿命が26位に急落したのです。

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